モノクロフィルム「ACROS100」を現像に出してみた!

フィルム

今回はモノクロフィルムに初挑戦してみました!

知らなかったんですが、最近モノクロフィルムを現像してくれるお店って実はとても少ないんですね。
近所のカメラ屋さんやキタムラに行ってみましたが、「うちに出してくれても他県のラボに送るので高く付きますよ」だったり、「指定のフィルムしか現像してないよ」という答えが返ってきたので、今回はネットで探したお店で現像+CD書き込みしてもらいました。

撮影から現像までに物凄く時間が掛かって、そういう意味でも物凄くアナログな感じがしましたが、何はともあれ初モノクロを楽しんだのでブログに載せてみようと思います。

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ネオパン 100 ACROS

フィルムは富士フイルムの「ネオパン 100 アクロス」です。

モノクロ自体初だったんですが、さらにISO100のフィルムも初。
色々初めてだったので、一体どうなるんだとワクワクしながら撮影しました。

とはいえ流石にモノクロフィルムは「撮るぞ!」と気合を入れないとなかなか使う機会が無く、2本(72枚)撮るのに半年以上掛かってしまいました。

使ったカメラ

で、カメラは今回2台で、1台はキヤノンの(1992年当時の)最新フラッグシップ機「EOS-1N」。

フィルム、ノスタルジック。(EOS-1Nの使い方)
今日は衝動買してしまったフィルムカメラEOS-1Nのレビューと、初めてフィルムカメラを使った男の物語です。

それと1972年発売のオシャレキャメラ「キヤノネット」。

キヤノネットG-III。これはとても楽しいカメラだ。
キヤノンのレンジファインダー機であるキヤノネット。それの最終型、「キヤノネット G-III」(QL17)をヤフオクで購入しました。 僕は以前の記事でも書いた通りフィルム一眼レフ「EOS-1N」を持ってるんですが、もう少しオールドラ...

どちらも凄く楽しい良いカメラです。

今回現像に出したお店

今回現像に出したのは、PriNet1さんです。

Prinet1
ネットで簡単!フィルム現像・・フィルムカメラファンに驚きの低価格♪ カラー・白黒OK/CD作成も格安受付中!

発注法法は凄く簡単で、

  1. サイト上で会員登録
  2. 希望の商品を購入(今回の場合は「現像+CD作成」)
  3. 振込
  4. フィルムの発送

これだけです。

支払いと発送が済めば、ちゃんと「入金の確認」、「フィルム到着」の確認メールが届くので安心。あとは待つだけです!

因みに僕が出した時はお店が大変込み合っていたようで、発送から到着まで約半月かかりました。

写真

それでは現像から上がってきた写真を掲載します!
全てスナップ的に撮ったもので、単純に僕が綺麗だなぁと思ったものを撮った写真になります。

(PCでご覧の場合、クリックするとニュッっと大きくなるのでぜひ大きくしてご覧ください!)

写真掲載

まずは駐車場をローアングルで撮ったもの。こういう無機質な感じも好きです。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真「無機質」
EOS-1N

夜のどっかの搬入口。スポットライト1つで綺麗なグラデーションが生まれてました。モノクロはこういう渋めのグラデーションがめちゃくちゃカッコいい。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真「グラデーション」
EOS-1N

非常階段の手すりの影。手すりに色があるんでカラーだとそっちに目が行くと思うんですけど、色が無いお陰でちゃんと影が主役になってました。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真「形」EOS-1N

車のガラスについた水滴。雨の日は本当にモノクロが良い味出しますね。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真「雨の日」
EOS-1N

やめてくださいタバコ運転。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真
Canonet

こちらは100マクロ。こういうモノクロフィルムの時代にはなかったレンズを使うと、時代のミスマッチが起きて面白いなぁと思うんです。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真「マクロ写真」EOS-1N

4F。意味は特に無いけどバランスが面白かったので撮りました。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真
EOS-1N

こちらも光と影のコントラスト。ネガフィルムはハイライト側が凄くよく残る。暗部側の階調性が残るデジタルに対してハイライト側のネガという印象を受けました。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真「ハイライト側の階調が豊か」
Canonet

とある港の写真。これも陽の光が綺麗だなぁと思って撮った写真。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真
Canonet

一方、こういう光のない状態だと凄くのっぺりした写真になってしまいます。光が少ないと少しインパクトに欠けてしまいがちですね。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真
Canonet

車のガラスについた水滴(再)
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真EOS-1N

とある船窓から撮った1枚。お気に入りです。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真「風景」
Canonet

とある造船所のある景色。
富士フイルムのモノクロフィルムACROS100の作例写真
Canonet

以上、稚拙な作例でした。

感想

それではモノクロフィルムを使っての感想です。

光に敏感になる

当たり前の話ですが、モノクロ写真は色が無いですから、光でしか世界を捉えることができません。
ですので凄く光に対して敏感にならないと、のっぺりした写真ばかりになってしまいます。

まぁ単純にモノクロで撮るだけで昔っぽい写真になるしそれはそれで面白いんですが、そればかりやるってのもモノクロの本質とはちょっと違うかなぁという気もします。

光が生むグラデーションや被写体のフォルム、そういう良さを上手く見つけることができるかどうかがモノクロを上手く使いこなせるかどうかのポイントだと思うので、その辺りを突き詰めていけたらなぁと思っています。

カメラは2台以上あった方が良い

これは個人的な意見ですが、モノクロ写真を撮る際は、出来ればカメラは2台あった方が良いと思います。

というのも、モノクロって上でも書いた通りなかなか使う場面が限られてくるので消費ペースが遅く、その間に必ずカラーでも撮りたくなりますw
デジカメみたいに簡単に変更できないので、カラーとモノクロと使い分けたほうが良いです。

僕の場合は以前カビありのキヤノネットを自分で清掃したものがあったので、それをモノクロ用に使っています。

カビありオールドカメラ(のレンズ部分)を清掃する!
以前のブログで、キヤノネットを購入したよという話を書きました。 ヤフオクでレンズやカメラを購入したことがある方は分かると思いますが、金額の安いものにはいわゆる「ジャンク」と呼ばれているものが多く、やれ動作未確認だのやれカビアリ...

こんな感じで工夫すればフィルムカメラも安く手に入るのが良いですね。

ちょっと時間が掛かりすぎるので次は自家現像できたらいいな

今回現像に出して気になったのが、

  • 出してから返ってくるまでに時間がかかる
  • スキャンの位置が左にズレている

この2点。

時間に関しては途中連休が入ったりしたので約半月掛かってしまいました。これはちょっと長いかなと。

そしてスキャンに関しては、画質は物凄く満足でしたが、写真の右側が欠ける傾向が強かったです。
つまり画面の真ん中で撮った被写体が右に寄ってしまう感じなので、全体的にバランスが悪い印象を受けました。

その2点も踏まえてみると、せっかくのモノクロフィルムなので、今後は自家現像にも挑戦できたらなぁと思っています。
いつになるか分かりませんが、いつか出来たらまたブログでご報告しようと思います!乞うご期待!

追記①~生産終了について~

既に皆さんご存知だと思いますが、富士フイルムより、今回ご紹介した「ネオパン アクロス100」の生産終了が発表されました。

国内生産最後のモノクロフィルムが終了します。

2018年4月の段階では10月出荷終了予定だったようですが、2019年1月現在まだ在庫があるようなので、もし興味のある方はぜひお早めに。

冷蔵庫にでも保管しておけばかなり長持ちするのでじっくり使っても大丈夫です。僕も20本くらいストックしています。

一つの時代の終わり

昨今フィルムがブームになっているとはいえ、販売数は下がっているのでしょうね。特にモノクロフィルムは需要が本当に少ないのでしょう。

年配の知り合いの方で「家の押入れに暗室作って現像したもんだ」なんて話をしてる人を何人も知っていますので、富士フイルムのモノクロフィルムからカメラにハマった人たちが沢山いたんだと思います。

販売終了はすごく残念ですが、これまで作り続けてくれていた富士フイルムに感謝しつつ、買い溜めた残りの100アクロスで丁寧に写真を撮りたいと思う次第です。

更に追記!復活決定!

なんと富士フイルムさんからモノクロフィルム、「ACROS100II」として復活が決定したそうです!

やったー!!!(大量に買い込んだACROS100を見つめながら)

他のフィルムの記事

ACROS100の他に、今まで使ったフィルムをまとめています。ご興味がありましたら、ぜひ。

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