ストロボ1灯で始める商品撮影!

ヤフオクやWebに載せる商品写真。これって商品の第一印象を大きく左右する非常に重要なファクターだと思いますが、自分で撮影しようと思うとなかなか良く分からないもんですよね。

そんなわけで今日は「ライティングやら何やらメンドクセー!とにかく簡単に商品撮影する方法教えやがれ!」という方に送る、簡単!綺麗!商品撮影講座!です。

クリップオンストロボ1灯あればかなり質の高い写真が撮れますよ、というのを実演してみようと思います!

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今回の撮影方法

今回は「脱・素人っぽい写真!」を目標にして、以下のように撮ってみます。

こんな感じ!

左側の写真はスマホで撮った写真ですが、まぁよくある写真ですよね。
これを簡単お手軽に、右側の写真にしよう!という撮影方法です。

具体的に言うと、ストロボ1灯で「天井バウンス」という方法で撮っています。

イメージとしてはこんな感じ。

フラッシュの光を天井で反射(バウンス)させることで、商品にまるでシャワーのように光を当てよう!という発想です。

凄く簡単な撮影方法ですが、驚くほど綺麗な写真が撮れるので凄くオススメなのです。

用意するもの

では必要なものをご紹介します!極力安く揃えています。

カメラ・レンズ

カメラはレンズ交換式であれば、一眼レフだろうがミラーレスだろうが何でもOKなので、手持ちの物を使って下さい。レンズもキットレンズで十分!

キヤノンだとこの辺が良いかなぁと思いますが、もちろん新品である必要はないので中古品で良いのを探すのもオススメです◎

あ、ただしカメラの上部にストロボを接続する場所(ホットシュー)がある機種にしてくださいね!
上のカメラでいうと赤丸の部分です。

ほとんどのカメラに付いていますが、凄くコンパクトなものだと省略されていたりするのでご注意。
この部分は規格化されていて9割の以上のカメラで同じ形ですから、こんなやつがついていればOKです。

ストロボ

そして今回の目玉がコレ!
クリップオンストロボ

いやいやそれ持ってないから!って話になると思うので、Amazon一番安やつを探してみたら、NEEWERのTT560ってやつで、3,000円ちょいでした。
物凄く安い上に、どのメーカーのカメラでも使えるという優れものです。

こういう外付けタイプのストロボを「クリップオンストロボ」って呼ぶんですが、これ1台あるだけで写真がガラッと変わります。急に素人っぽさが抜けて写真の質が上がるので本気でオススメ

因みにこのストロボ、電源に単3電池を4本使うので、エネループとかの充電電池があると便利です。

安いので自動調光機能などは付いていませんが、商品撮影する上では必要ないので割り切りましょう!

背景紙

あとどんなに簡単な撮影でも背景が凄く大切です。

僕は真っ白い模造紙を使うことが多いです。100均でも売ってるのでお好きな色を買ってくればOKですね。
何度も撮るよという人はAmazonでまとめ買いしておくとお得です。箱に入ってるため保管しててもシワが入らないので重宝しています。

背景紙を選ぶ際の注意点としては、あまり濃すぎる色を選ばないことでしょう。商品が目立たないので、特に意図がない場合は白か薄いグレーくらいにしとくのが無難です。

あれば、三脚

ストロボを使う場合、正直三脚が無くても十分撮れます。が、もし持ってるなら使った方が良いです。

画質が安定するのはもちろん、商品の細かい調整などなどとてもスムーズに行えます。お持ちでない場合は近くのカメラ屋さんで買って下さいね。多分3千円くらいからあると思います。

セッティング

ではそれらの道具を実際にセッティングしてみます!

まず模造紙は、背景がナダラカなカーブを描くように留めます。

(水色のやつは模造紙が丸まらないよう仮置きしているだけですw)

この背景紙があるだけで物凄く写真のクオリティが変わるんで、簡単な撮影でもぜひやってほしいです!
写真ではご覧の通りシワシワになっちゃってますが、これが写り込む場合もあるので出来ればシワが伸びてから使うほうが良いと思います。(僕は大雑把な人間なのであまり気にしませんが…w)

カメラの設定

それではカメラの設定です!

今回はストロボを使うので、以下の値にサクッと固定してしまったほうが楽に撮れます!

ということで、M(マニュアルモード)にして、

  • シャッタースピード:1/100秒
  • 絞り:f/5.6
  • ISO:400

たったこれだけです!

え?何言ってるか良く分かんないんだけど??って方は、コメント欄に機種名を書いてもらえれば、設定の方法をご説明します◎

ストロボの設定

ストロボは、カメラに取り付けて上に向けて発光させます!


そうすると天井に反射した光が、商品に対してまるでシャワーのように降り注ぎます。

設定は凄く簡単で、電源を入れてMモードにするだけ。

あとは撮ってみて、ちょっと暗いなぁ~と思えば+ボタンを押して強めに、明るいなぁと思えば-ボタンで弱めにすればOKです!

実際に撮ってみる!

というわけで撮ってみました!
正真正銘、本当にこのブログに書いてある通りの方法、機材で撮影しています!

まずは冒頭にも出したカップヌードル。

寄るとこんな感じ。細かい場所を見せるイメージですね。

今回はマクロレンズを使っているので寄って撮れますが、無い場合はトリミングすればOKです。
ストロボを使って撮ればかなり綺麗に撮れるので、トリミング耐性も高くなるという利点があります。

因みにスマホで撮ったやつがこれ。その差は一目瞭然ですよね。

まぁスマホの撮り方がヘタすぎるんじゃないか、って話もありますが…w

続いてベープマット的なやつ。

綺麗に写ってるけど配線をもっと綺麗に処理しておけばよかったー!

最後に麦わら帽子。

ホームセンターで買った安いやつですが、天井バウンスの効果でちょっと良さげに見えるような見えないような…?

撮影のコツ!

では、最後に撮影のコツをいくつかご紹介します!

少し望遠気味で離れて撮る!

まず商品の形を綺麗に見せるためのコツ!

それは少し望遠気味で離れて撮るです!
具体的には、キットレンズなどの標準ズームレンズの一番望遠側くらい、撮影距離は1.5m以上離れて撮ると良いでしょう。

この望遠気味ということですが、具体的な焦点距離を書くと、フルサイズのカメラだと70~100mm、APS-C(80DやらKissやらキヤノンのミラーレスやら)だと40~70mm、マイクロフォーサーズ(オリンパスやパナのミラーレスなど)だと35mm~50mmといったところです。

先ほどのスマホと一眼の違いをもう一度見てみましょう。

明るさと背景だけじゃなくカップヌードルの形も随分違って見えますよね?
これはスマートフォンのレンズが広角なのが原因で、それをカメラで少し望遠気味に写した効果です。

明るさの調整は絞り・ISO・ストロボの強さで

カメラに詳しい方への内容になってしまいますが。

写真が思った明るさにならない場合、絞りISOストロボの強さで調整しましょう。ストロボを使う場合、シャッタースピードを変えても写真の明るさは変わりません

絞りを調整すると被写界深度が変わってしまうので、僕の場合はいつも基本的にはストロボの強さ、絞り、ISOの順で調整することが多いですね。

まとめ

というわけでストロボ1灯で商品撮影を撮る、「天井バウンス」の紹介でしたがいかがだったでしょうか?

僕自身はと言うと、このブログに載せている商品写真も、結構これと同じ方法で撮っています。
もちろん商品サイズや目的によってはソフトボックスやアンブレラなども使いますが、天井バウンスだけでかなり質の高い写真が撮れるんじゃないかなぁと思っています。

というわけで、もう少し商品写真を綺麗にしたいなぁという方の参考になれば幸いです!

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