俯瞰撮影に最適!「ベルボンV4ユニット」を購入したのでレビュー!

その他

今日は真上から見下ろしたような写真、「俯瞰(ふかん)写真」について!

突然ですが、こちらは木村文乃さんのInstagram。

木村文乃さん(@fuminokimura_official)がシェアした投稿

ものすごくオシャレ!

こういう俯瞰の写真ってすごくオシャレで良いなぁと思うんですが、実は俯瞰撮影を真剣にやろうと思ったら結構大変なんですよね。
特に一眼レフで物撮りをしようと思った場合三脚が必須なんですが、普通の三脚だと俯瞰撮影が出来ないんです。

なので半ば諦めてたんですけど、先日知人に俯瞰写真の撮影を依頼されたので、必要に差し迫られてベルボンのマルチアングルユニットV4ユニットを購入してみました。
三脚を使って俯瞰撮影が出来るようになるアイテムなんですけど、これがなかなか良かったのでレビューしてみます!

ベルボン株式会社 V4ユニット
V4ユニットの製品紹介ページです。「バーサ&#1247...

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俯瞰撮影の方法

  雲台の逆付け

まず、V4ユニットの説明の前に、別の俯瞰撮影の方法を1つご紹介。

簡易的な撮影方法としては、三脚エレベーターの下部に雲台を取り付ける方法があります。

この方法であれば、カメラを逆さまに付けることができます。

ただし、三脚の下に入るサイズの被写体しか写せないのが難点。テーブルの上に乗った被写体には厳しいですし、被写体との距離も取れないので汎用性はあまり高くありません。

V4ユニット

で、ベルボンのマルチアングルユニット、「V4ユニット」です。

これを使えばこんなふうに三脚からアームを伸ばす形でカメラをオフセットできるので、容易に俯瞰撮影が出来るようになります。
三脚分の高さも稼げるので、撮影者の意図した焦点距離で撮影することが可能になります。

V4ユニットを詳しく見てみよう!

それではV4ユニットを詳しく見てみます。

仕様

まずは仕様。興味のある方だけ御覧くださいw

  • サイズ幅:340mm
  • EVスライド量:205mm
  • 重量:584g
  • 推奨積載重量:3kg
  • 雲台取付ネジ:細ネジ
  • 三脚取付ネジ:太・細ネジ両対応
  • 回転角(左右方向):360度
  • 回転角(仰角・俯角):±90度

外観

外観を見ていきましょう!


この写真で言うと右側に雲台とカメラが、下側に三脚が付く形になります。

まず、V4ユニットのエレベーターの伸び縮みは、ハンドルを回して行います。微妙な長さで調整することが出来ます。

エレベーターを全部伸ばすとこんな感じ。205mm伸びます。

ハンドルとは反対にあるロックのノブを回せばハンドルが回らなくなり、好きな長さで固定することが出来ます。

V4ユニットには首振り機構があります。操作グリップをアンロック方向に回せば上下左右、自由に動くようになります。

俯瞰撮影のときは1度固定してしまえばあまり動かすことがないですが、マクロレンズを使っての撮影などでは、緩めて→動かして→固定の動作がスムースに出来るので便利だと思います。

V4ユニットのマクロでの使用例
(マクロでの使用例。画像はベルボンの公式ページより引用)

ほんとよく考えられてますね。

実際の使い方

三脚との取り付けは、

  • 三脚とV4ユニットは太ネジ/細ネジ両対応
  • 雲台とは細ネジ

となります。

で、三脚と雲台を付けるとこんな感じ。

三脚とV4ユニットの間に雲台が入っていますが、外すのが面倒くさかったから付いてるだけです。本来は必要ありません。

カメラを取り付けるとこうなります。

あとはお好みの長さにエレベーターを伸ばして撮ればOK。

なお、V4ユニットに直接カメラを取り付けることは出来ないので、別途雲台を1つ用意する必要があります。自由雲台の方が軽いし操作も楽で良いかもしれませんね。

ただ、使用する三脚が雲台取り外し可能な場合は、その雲台を取り外してV4ユニットに付ければ良いので、わざわざ雲台を購入する必要はないです。(※僕の場合は雲台のネジ穴が太ネジで使用不可だったので、別の雲台を使った)

実際に撮った写真

それでは実際に3枚ほど撮ってみたのでご覧ください。V4ユニットを使うとファンダーが覗きづらくなるのでWi-Fiを使ってスマホでリモート撮影しました。

まずは僕の機材を撮った写真。俯瞰で、ワクワクしたおもちゃ箱のようなイメージで撮りました。
V4ユニットの作例①
6D EF24-70mm F2.8L II USM f/8 1/100sec ISO-200 ストロボ2灯

これがちょうど三脚を一番伸ばして(全高約170cm)、焦点距離70mmとほんの少しのトリミングを行った状態になります。
だいたいの写る範囲の参考になりますかね。

続いて俯瞰料理写真。スプーンが小さすぎたのとかお皿の柄がおかしいのはご愛嬌!
V4ユニットの作例-料理
5D4 EF100mm F2.8L macro IS USM f/8 1/100sec ISO-200 ストロボ1灯

僕の概念だと「料理の基本は斜め45度!」なんですけど、これはこれで新鮮で良いですね。

続いてこちらは友人の作品のDM用写真。
距離を取りたかったので、天井を外してもらって天井裏に登って撮りました。
V4ユニットの作例②
5D4 EF24-70mm F2.8L II USM

Lightroomで3枚をHDR合成し、その後レタッチしてるんで、手持ちでは絶対に撮れなかった写真ですね。
他にもアングルは同じまま、微妙にお皿の配置を変えて撮ったり、露出を変えて撮ったりしたので、こういう場合も手持ちでは無理だったなぁと思います。

感想

というわけであっという間に感想です。

高画質で俯瞰撮影が出来る強み

最初にも書いたとおり、このユニットを使えば、三脚を使って俯瞰撮影が出来るようになります。

これって凄いことで、それこそISOを低めにして撮る事もできるし、きっちり構図を決めることも出来る。更に作例のようにHDR前提で撮影することも出来るので、写真の幅としては本当に広がると思います。

現場でいかに丁寧に撮るかで仕上がりも変わってくるので、画質に拘りたい場合は必須アイテムと言えるでしょう。

積載重量について

あとV4ユニットの積載重量について。

このV4ユニット、推奨積載重量が3kgです。
で、僕が使ったのが、5D4とEF24-70mm F2.8L II USMに雲台、さらにST-E3-RT(ストロボのコマンダー)の組み合わせで、合計約2.4kgになります。かなり重い機材を載せてると思います。

実際これでどうかというと、そこそこギリギリだけどイケるっていう感じですw

というのも重量が問題になるかなぁと感じる状況が2つあって、まず三脚自体のバランスが崩れるパターンです。

これは、三脚の脚が短い場合に起こりやすいです。が、これは三脚の脚をしっかり伸ばして基底面積を増やしてやれば安定します。

それともう1つ、機材が重くてV4ユニット自体がおじぎをしてしまうパターン。

これは機材を軽くするのも手ですが、取っ手側に少し重量のあるバランサーを付けてやるだけで随分改善されます。
機材が重くてなかなかうまくセッティング出来ない場合は、ぜひ試してみてください。

おすすめです!

というわけで、ベルボンのV4ユニットのレビューでした!

オシャレな写真を一眼レフで撮りたければまず間違いなく活躍してくれるユニットだと思います。

この文章がどなたかの参考になれば幸いです!

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