キヤノンのフィルム一眼「EOS55」を4,000円で購入!

ボディ

随分前の話ですが、フラッと寄った中古カメラ市で見つけた「EOS55」を購入しました。そのお値段4,000円!

せっかくなので、今回は作例や使い方なんかを書こうと思います。

EOS 55

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EOS 55というカメラ

まず、公式サイトとしては、キヤノンのミュージアムサイトがありますので、当時の時代背景や詳しい仕様はこちらをご覧ください。

仕様

EOS 55の仕様をサラッと書くと以下の通り。

  • マウント:EFマウント
  • ファインダー:ペンタプリズム
  • 視野率:上下90% 左右92%
  • シャッター速度:1/4000~30秒
  • 露出:1/2ステップ
  • 電池:2CR5(日付用にCR2025
  • パノラマ撮影:可
  • 日付入力:可
  • 重量:595g(電池等除く)

1995年発売で、多分少しロークラス寄りのミドルカメラだったんだと思います。

なので視野率が今じゃ考えられないくらい狭かったり、シャッタースピードも1/4000秒までだったりとコストカットしている部分も見受けられるのですが、その一方で非常に軽くて操作が簡単なので、実に使いやすいカメラになっています。

あとEOS1シリーズには無い、写真に日付を入れることが出来たり、パノラマ撮影モード(上下がクロップ)があるのも嬉しいポイント。
最近はスマホ写真に日付を入れられるアプリもありますが、やっぱりフィルムに直接日付を入れるのって格別ですよね。

EFマウント

EFマウント

そして、当然EFマウントマウントですので、現行のキヤノン一眼レフのレンズ(RFやEF-SやEF-Mは除く)が使えます。
例えばEF50mm F1.8やF1.4、EF40mmのパンケーキレンズ、EF100マクロ。単焦点からズームに至るまで、お手持ちのレンズをフル活用出来るんですね。

今キヤノンの一眼レフカメラを使っていて、「これからフィルムカメラ始めてみたいな」と思っている方には、本当にオススメです。

外観

外観はこんな感じ。

EOS 55の外観

EOS55で検索すると「シルバー×ブラック」の写真が多く出てくるんですが、僕のはブラック×ブラック。
軍艦部のCanonのロゴはプリントで、若干クリームがかったホワイトです。→プリントではなく凹凸のあるエンブレムでした。

裏面はこんな感じ。

EOS 55の裏面

中級機なのでボタンの数は少なく作りもチープですが、軽いしシンプルで分かりやすいのが嬉しい。
(OKのシールは中古屋さんでワゴンセールされてた時に「動作確認済み」が分かるようにするためのものだったようです。)

左肩にモードダイヤルと測光モード、右肩にドライブとAFモードのダイヤルが付いていて、コンパクトなのに使い勝手が良く、EOS-1Nより使いやすい印象。最近のデジイチに近い操作性だからかもしれません。

EOS 55のダイヤル部

電源はモードダイヤルをLにするとOFF、それ以外のモードにするとONになります。(モードダイヤルLからそれ以外に回す場合は飛び出したフック?を押し込みながら回します。)

背面はご覧の通り。

EOS 55の背面

背面の液晶は日付。MODEボタンを押せば日付の表示が西洋スタイルに変更できたりON/OFFを切り替えることが出来ます。

因みに日付用の電池は本体の電池と別で、CR2025のボタン電池が必要です。

フィルムボックスを開けた状態で、蓋の裏側に入れます。+の精密ドライバーが必要です。

あと本体の電池は2CR5。

2CR5って高いですけど、EOS-1Nよりは電池が長持ちする印象です。

使い方

それでは使い方です!

オーソドックスなフィルムカメラと同じで、直感的に分かるようになっているのでそれほど難しくありません。

電池の装填

電池は本体下部のバッテリーの蓋を開けて装填します。

電源の入れ方と各モード

外観のところでも書きましたが、電源はモードダイヤルを回すとONになります。各モードは以下の通り。

EOS 55のモードダイヤル

  • P:プログラムオート…細かいことはカメラが決めてくれます。
  • Av:絞り優先…絞りの値を自分で決めて、シャッタースピードをカメラが決めてくれます。絞りはシャッターボタンの後ろのダイヤルで変更します。
  • Tv:絞り優先…シャッタースピードを自分で決めて、絞りをカメラが決めてくれます。シャッタースピードはシャッターボタンの後ろのダイヤルで変更します。
  • M:マニュアル…絞りもシャッタースピードも自分で決めます。シャッターボタンの後ろのダイヤルと、背面のダイヤルでそれぞれ変更します。
  • :全部カメラがやってくれる簡単お手軽モードです。
  • 絵:絵が描いてあるところはそれぞれポートレート、風景、マクロ(近いものを撮るとき)、スポーツです。

僕は背景のボケを楽しむことが多いので、Avモードで撮ることが多いですね。

フィルム装填

続いてフィルムの装填。
フィルムボックスは左横のレバーを下げると開きます。ロック機構は付いていないので、フィルム装填後に間違えて開けないように注意が必要です。

EOS 55のフィルムボックス開閉レバー

EOS 55のフィルムの装填方法

フィルムはフィルムボックス内に書いてる図の通り、左側に逆さにセットし、右の黄色いラインまでフィルムを引っ張りだし、

EOS 55のフィルム装填方法

蓋を閉め、電源をONにする(モードダイヤルを回す)と、自動的にフィルムが装填されます。この時の音が好き!大好きー!!

なお、フィルム感度(ISO)や枚数などは自動的に感知してカメラ側で設定してくれます。

レンズ交換

分かんない人いるかな…?

一応書いておくと、レンズ横のボタンをグッと押した状態で、レンズ全体を反時計回りに回すと外れます。

付けるときはレンズの赤いマークとボディの赤いマークを合わせ、時計回りに回して装着すればOKです。

フィルムの取り出し

フィルムは撮影可能枚数が終了すると、自動的に巻き上げられます。

もしかしたら自動的に巻き上がらない設定になっている可能性もあるので、一応フィルムが終わった段階で、フィルム巻き上げボタンを押しておくと安心です。

ジーっと音が鳴って、巻き上がったら、蓋を開けて取り出せばOKです。

視線入力の設定

EOS55は視線入力なんて機能も付いています。ぶっちゃけ全く使ってないんですが、設定の方法は以下の通りです。

○登録済み情報の削除(既に視線入力が設定されている場合)
まず中古で購入した場合、前の使用者の設定が残っている可能性が高いのでそれを削除。
モードダイヤルをCALにして、(シャッターボタン付近の)電子ダイヤルで削除したい番号を選び、AEロックボタンとAF選択ボタンを同時押し。削除されると番号が点滅に変わる。

○登録
CALにして点滅している番号を選ぶ。(点滅していない番号は既に登録済みなので上の方法で削除するか違う番号を選ぶ。)
ファインダーを覗いて赤く点滅しているAFフレームを注視しながらシャッターボタンを長押し。登録されるとピピッと鳴る。
全てのAFフレームが順番に点滅するので全部やる。(ファインダー内にEnd-1と出れば登録完了)
縦位置も登録する。例えば横位置を1に登録したら、縦位置は2に登録するなど違う番号に登録する必要あり。

何度も色んな環境で学習させることで、精度が上がるそうです。

といってもEOS55の場合、測距点が3ポイントしか無いので自分で選んだ方が早い気がします。ってなわけで、まったく使っていません。

撮った写真

それでは撮った写真を載せてみますのでご覧ください。

今回使ったフィルムは、富士フィルムのPRO400Hと、KodakのPortra400です。

それぞれの感想は以前書いた記事をご覧ください。

富士フイルム PRO400H

まずはPRO400H。

画的にレンズは多分EF24-70mmかなぁと思います。
EOS 55の作例桜

個人的には傑作、ここ数年で撮った写真の中で一番良いと思ってる写真。レンズはパンケーキレンズのEF40mm F2.8 STMです。
EOS 55で花火を撮った作例

どっかのおっさん。多分EF135mmだったと思います。
EOS 55の作例(自分)

Kodak Portra 400

続いてコダックのPORTRA400。

こちらはフレアが出やすいオールドレンズSuper-Takumarの55mmです。
EOS 55の作例(オールドレンズを使ったもの)

レンズについての詳細はこちら。

オールドレンズ!Super-Takumar 55mm F1.8購入!
誰にとっても一度は気になる存在、オールドレンズ。 今回はそんなオールドレンズの中でも、フレアがキレイに出ることで有名な「Super-Takumar 55mm f/1.8」を購入したのでレビューしてみます!

こちらも55mmですね。
EOS 55の作例(オールドレンズを使って写した空)

お手洗い。
EOS 55の作例

これは多分EF40mm。色の感じがお気に入りです。
EOS 55の作例(スナップ)

すんません、レンズ忘れました。
EOS 55の作例(花)

多分、EF40mm。暗めでも結構ピントが合います。
EOS 55の作例

とまぁこんな感じですね。やっぱり日付が入るだけで急にフィルムっぽい味が出て面白いですね。

感想

というわけで、EOS55について書いてみましたが如何だったでしょうか。

基本的な画質という面では、高画質な現代のEFレンズがそのまま使えるので、当然ながらとても綺麗です。
もちろんどのレンズを使っても全くエラーや誤作動はありませんでした。

本体自体の作りは少しチープですが、その分軽くて持ち出しやすいのがこのカメラの魅力だと思います。
今回はEOS 55でしたが、この機種に限らずキヤノンのフィルムカメラって沢山種類があるので中古市場でもとてもお安く手に入れることができます。
なのでフィルムデビューの敷居って凄く低いので、もし興味があれば探してみるのも良いのではないかと思います。

製品シリーズから見る - キヤノンカメラミュージアム
キヤノンのカメラを製品シリーズごとに見ることができます。

こういうキヤノンミュージアムのようなページで、フィルムEOSを見ればすぐに分かりますので、ヤフオクなどで見てみるのも良いかもしれませんね。

キヤノンユーザーの方であれば、今持ってる機材で簡単にフィルムを楽しめるんで、興味のある方はぜひトライしてみて下さい!

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コメント

  1. おじさん より:

    視線入力機は視野率低めですよね。
    自分のEOS7や7sも視野率が低いですがネガフィルムで撮る分にはプリント時に周りが切れるのでちょうど良い感じです。
    ポジフィルムを使うとどのレンズを使ったかが思い出せないレベルになりますが…。

    • てぴっくす てぴっくす より:

      おじさんさん、コメントありがとうございます!
      なるほど、視野入力の関係で視野率が低いのですね。
      確かにスキャンでかなり端が切られちゃうので、「結果オーライ」と考えられますね。
      その考えは無かったので、ちょっと得した気分になりましたw
      ありがとうございます!