もっとオシャレな物撮りがしたい!!
ということで、リアルな木目調壁紙をいくつか注文し、実際に物撮りに使ってみました。壁紙が背景紙としてどのくらい使えるものなのか検証してみようと思います!
▼[参考]ロールスクリーンを使った簡単物撮りはこちら。
▼[参考]黒背景はこちら。
イメージカットを撮りたい!
商品を魅力的に見せるために必要なのは「イメージ写真」
僕は今まで9割以上、白背景で物撮りをしてきました。
こういう写真は「説明写真」的で、その品物の状態を明確に伝えるのに向いていますが、ちょっと味気ない場合が多い。言い方を変えるとオシャレじゃないことが多いんです。
ただ、商品写真を取る場合は「説明写真」とは別に「イメージカット」が1枚あると非常に強力です。
ブログでの活用例だと、「アイキャッチにイメージカットを表示して、商品の説明では白バックの写真を使う」って感じ。このように2段構えにできれば、見ている方を引きつけやすいですよね。
撮影にちょうど良い素材を発見!
こういうイメージ写真、普通はオシャレなアンティーク机や木の板を使うんですが、ただでさえカメラ機材で埋まった自室。しまっとく場所なんてありません!
ということで色々代替案を探した結果、「リアル木目調壁紙」を発見。早速試してみました。
因みに上の写真で使っているのは木目のプリントされた布。
これも良かったんですが、寄ると織目が見えてしまうんです。
リアル木目調壁紙を試す!
ということで、リアル木目調壁紙です。
この壁紙シリーズは、ただ木目が印刷してあるだけでなく、生地に凹凸がある素材になります。そのため近寄って撮っても不自然さが全く出ません。
また、100cm×92cmという単位で売られているので凄く使いやすいのもポイント。1枚300円程度とお安く購入できるので、凄くコスパも良いです。
今回は6種類買ってみたので、それぞれのディテールと実際の作例を載せてみようと思います。
なお、今回はソフトボックスを使って撮りましたが、明るい時間帯なら窓際で自然光を取り入れて撮るのでも良いと思います。
フローリング風(04.FE-1266)
まずはフローリング風です。ごく一般的なフローリングスタイルで、何にでも合うと思います。
アップで撮るとこんな感じ。
本当にごく自然で、パッと見てもまさか壁紙とは思わないでしょう。
そこらへんにあったガジェットを並べて撮ってみました。モバイルバッテリーのレビュー書く場合のイメージカットといった感じですね。
撮る前に一瞬「これなら家のフローリングで良いんじゃないか?」と思ったんですけど、実際撮ると反射が少ないのでフローリングより撮りやすかったです。
購入ページにたくさんの柄がありますが、これは「04.FE-1266」です。
1枚板風ナチュラル(03.BB-8482)
続いて上品でつなぎ目の無いタイプです。木目の感覚が狭いので落ち着いた感じで撮れます。
アップで撮るとこんな感じ。さらっとしてますね。
彩度が低く、自己主張の少ない背景です。あまり凹凸も無いです。
実際の作例はこんな感じ。ドラレコの内容物一覧的なイメージです。
非常に落ち着いてるのでこちらも色んなものに合わせやすいでしょう。
ただ、イメージ写真として使うにはもう少し遊び心があっても良いかなぁとも思いますね。
こちらの「03.BB-8482」になります。
ダークな茶色(14.LL-8781)
さきほどよりもう少し暗めの素材。ところどころ節が入ります。やはり色が暗めだとその分大人っぽさ、男っぽさが出ますね。
少し茶色がかった革製品を撮ってみました。ストラップのディテールを見せるカットですね。
この柄は彩度が高いせいか、思ってたよりも難しかったです。あまりカラフルな商品には合わないようなので、どちらかというと革製品などをシックに撮る方が合っていますね。
こちらの「14.LL-8781」です。
ヴィンテージウッド(20.LL-5200)
続いてヴィンテージウッド風。公園の吹きさらしのテーブルとか、そういったイメージでしょうか。
暗めですけど色合いに明暗のムラがあるので面白いです。どのあたりに商品を置くかでイメージが変わるので、1枚で色々試せます。
ヴィンテージということで、オールドレンズとフィルムカメラを置いてみました。我ながら安直…。
風合いが良いのでかなり使いやすいです。
こちらの「20.LL-5200」です。
明るめのヴィンテージ+ペンキ風(10.BA-3092)
こちらは明るめのヴィンテージ。DIYで白ペンキを塗ったものが、徐々に剥げてきた風です。明るめでポップな雰囲気作りにはもってこい。
アップはこちら。
剥がれて毛羽立ってきている風合いを表現するため、細かな凹凸がついています。
この辺りで徐々に作例のアイディアがなくなってきましたw
明るいので、もっと華やかな作例にしたかったんですが、そういうアイテムが何もないのが残念。
でもいわゆる女子っぽいカラフルなアイテムなんかも明るく撮影できると思いますよ!
こちらの「10.BA-3092」です。
男の黒!(07.BB-1581)
最後は男の黒!シルバーやダーク系など、男っぽい!
アップはこんな感じ。
グレーっぽいところは実はシルバーで、よいアクセントになります。
イメージカットとして、オールドカメラを撮ってみました。普通の説明写真ならもっと手前を明るくするんですけど、あえて暗めに。
個人的にはこういう暗めなのは大好きなので、とても撮りやすかったです。黒やシルバーなど男っぽいガジェットが凄く似合うと思います。もしかしたら今後一番出番が多いかも…?
「07.BB-1581」です。
感想
ということで、以上リアル調壁紙を使っての作例でした。いかがだったでしょうか。
実際に試してみて良かった点は以下の通り。
- 寄っても十分使えるほどリアル
- 1枚300円台というコスパの良さ
- 巻いて収納できる
- 数種類ストックしておけば気軽に雰囲気を変えられる
逆に悪い部分は特に無し。
結果として、壁紙は十分背景になる!と分かりました。
今回は6種類を試しましたが、他にももっと色んな柄があります。なのでお気に入りの柄を見つけられれば物撮りがかなり楽しくなるんじゃないでしょうか。
そしたら写真のレベルもきっと上がりますよね!
以上、リアルな壁紙を背景紙にしてみたよ!というブログでした。誰かの参考になれば幸いです!
コメント
この記事を読んで1m単位で切り売りされてる壁紙買いました
男の黒かっこいいですねb
かおりんさん、コメントありがとうございます!
壁紙なら収納も楽だし、気軽に色々試せて良いですよね♪
良いの撮れたらぜひ見せてくださいね!