キヤノンのRAW現像ソフトDPPが更新!部分補正が可能に!

カメラの話

キヤノンの純正RAW現像ソフト「デジタルフォトプロフェッショナル(DPP)」が4.8.30にアップデートされまして、ついに部分補正が出来るようになりました!

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アップデート方法

まずアップデート方法です。最近アップデートが、DPPから行えるようになっているのでそれを使用します。

方法は簡単で、DPPを立ち上げて、「ヘルプ」→「アップデートの確認」を押すだけ。すると自動でアップデートファイルをダウンロードしてくれます。

もし「ヘルプ」を押しても「アップデートの確認」が出ないよ!という方は、まず4.8.20にアップデートして下さい。

Windowsの場合はこちら、Macの場合はこちらから。

この方法だと以前のようにカメラのシリアルナンバーを入れる必要がないので、アップデートがすんごく楽です。

実際の編集

では実際の部分補正の方法を見てみます!

DPPを立ち上げて現像画面に入ると、以下のように部分補正ツールのパレットが1つ追加されています。

操作方法は凄く簡単で、「調整領域を指定する」を押した状態で、編集したい部分をブラシツールで塗っていき、

  • 明るさ
  • コントラスト
  • 色相
  • 彩度

について編集するという具合です。どこを塗ったか分かりにくい場合は、明るさを-100などにしてみると選択した部分だけ色が暗くなるので分かりやすいと思います。

実際にやってみるとこんな感じ。左が元画像で右が編集後です。

作業の内容としては、

  1. まず写真全体の露出を下げる
  2. 部分補正ツールで花の部分だけ露出を上げる

という二段階の作業を行っています。どうでしょう、元画像に比べて花の部分だけ浮かび上がってきたのが分かりますかね?

この他にも使いようによっては凄く編集の幅が広がると思います!

使ってみての感想

これまでこのように部分的な処理が必要な場合、僕はLightroomを使っていました。
それがDPPで出来るようになったのでそれは歓迎すべきことだと思います。

しかしながら、まだ手放しでは喜べないような欠点がいくつかあるので挙げてみます。

重い

まずとにかく処理が重いです!!もうほんとメチャクチャ重い!

まず部分補正ツールのパレットを開いた段階で重い。
さらにブラシツールがまともに動かないくらい重い。

DPPでコピースタンプツールを使ったことある人は分かると思いますが、あれと同じくらいの重さの作業を画面全体に行う感じになるのでとにかく作業が遅いです。
遅いので細かい部分まで調整することが出来ません。

ちょっと実際に運用するには厳しいかな?と思うくらい重いので、この辺の処理をなんとかしてもらえるともっと触りやすいツールになるかなという印象です。

ブラシツールしかない

あと、これもLightroomとの比較になっちゃいますが、DPPの部分補正には現状ブラシツールしかありません。

Lightroomのような円形フィルターや段階フィルターがないのが残念です。

僕自身は段階フィルターを使うことがよくあります。例えば自然光を使った商品撮影だと画面片側の方が暗くなっちゃうことが多いので、そういうのをサクッと補正するにはとてもありがたいツールです。
また、円形フィルターは簡単に周辺減光っぽい画を作れるので、重宝している人も多いのではないでしょうか。

あと塗った部分を削除する「消しゴムツール」が無いのも痛いところ。「あ、塗りすぎた!」という場合は1段階もとに戻すことが出来るので良いですが、後で発覚した場合には致命的です。

補正値がカメラ用語に準じていない

僕がDPPをメインで使っている理由は、キヤノンの色がちゃんと出ることの他に、全ての用語がカメラとリンクしていることにあります。

特に露出関連の数値は、露出補正もガンマ調整も全てEVを基準にしているので、相対的な数値が非常に分かりやすいです。

が、この部分補正ツールだけはなぜかMAXを100、minを-100っていう独自の数値を使ってるんですよねw
なのでさっきのような編集で、「画面全体を1EV下げて、部分的に1EV上げて戻そう」なんて考え方が使えなくなってしまいます。あくまで感覚の作業。これがちょっと引っかかりました。

まとめ

ということで、DPPに部分補正ツールが追加されたよ!という記事でした。

正直なところ、まだガンガン使っていけるツールではないですが、「出来ることが増える」っていうのは素晴らしいことなので、この調子でどんどん使いやすいアプリケーションになってくれたらなぁと思っています。

まぁ今後に期待というところですね!

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