運動会の撮り方を丁寧に書くブログその2!今回は【撮り方編】です!
撮影当日にどんなことを意識しながら撮影したら良いのかまとめてみました。ぜひ参考にして下さい!
【機材・設定編】は前回のブログをご覧ください。
撮影前の心得
運動会の撮影って、事前準備が結構大切なんです!
僕が普段撮影前に行っている準備をまず書いてみます。
自分の子どもの出番を確認しておく
最近の学校では、運動会前に自分の子どもが何番目の第何レーンで出走するかや、ダンス系のゲームはどの位置で踊るか、というのを教えてくれます。ぜひ事前にお子様の出番を確認しておきましょう!
僕は年によっては6学年10人とか撮ることがあるんですが、Excelで表を作って、「誰々は赤組、徒競走は3番目に走る」みたいな感じで表を作ってから運動会に行っていますw
他の子で練習する
そして、運動会は事前に練習するのが難しいので、他のお子様で練習するのがオススメです。
例えばご自分のお子さんが「3番目の第2レーンを走る」というのを知っている場合、1番目と2番目の第2レーンの子で練習出来ますよね。
設定を確認したりすることも出来ますよ。
なお、お子さんが初っ端の出走だった場合はぶっつけ本番!頑張ってください!!(^q^)
撮影場所
そして準備が出来たら、大切なのが「どこで撮影するか!」です。
どういう写真を撮りたいのか事前に想像して、それに合わせた場所にいることが大切!
凄く大切なので、以下、具体例を幾つかご紹介します。
まずは徒競走から。
ゴールする瞬間を撮りたい場合
徒競走の華形!やっぱり自分の子どもがゴールテープを切る瞬間を撮りたいものですよね。特に一等賞でゴールする瞬間の表情を撮れたら鳥肌モノ!
そういう場合はゴールの延長線上で待ち構えます。子どもが一直線に走ってくるので、AFを合わせ続けるのも比較的簡単です。
ただ、この撮り方はちょっとリスクがありまして、先にゴールした子が自分の子の前に立ちはだかる危険性があります。そうなるとどうにもこうにも撮れなくなっちゃうので、出来れば足の速い子の場合にオススメしたい撮影位置ですね。
走っている姿を撮りたい
走っている姿を撮りたい場合は、コーナーの立ち上がりがオススメ!立ち上がり部分で少し前方から撮るのがポイント!
この撮り方だと
- 比較的近くから撮れる
- コーナーで身体が傾いてて躍動感が出る
- 後ろが開けているので背景がよくボケる
- 表情を撮りやすい
という利点があります。僕はこの撮影ポイントが好きで、よくこのポイントで撮っています。
ただ、子どもが横方向にも動くので難易度が少し上がります。予め他の子で練習したいですね。
スタートを綺麗に撮りたい
動いている子どもを撮るのが苦手な人は、思い切ってスタートシーンのみに絞って撮るのも良いかもしれません。
スタート位置より少し前方さえ確保出来れば、じっくりお子様の顔を確認してから撮れるし、レーンに並んでいる間に準備する余裕があります。
いざ走り始めてもスタート直後はゆっくりなので、撮りやすいと思います。
撮影場所取りで気をつけていること
どの場所でも共通して言えることですが、カメラを構えた時、子どもの後ろが開けていると、ゴチャゴチャせずスッキリした写真になります。
後ろが開けていると、背景がよくボケて被写体が浮き立つ効果がある。
逆に、例えばスタート地点からゴールを狙おうとすると、イマイチな写真になります。
「一眼っぽいよくボケた写真を撮りたいなぁ」と思った場合はこのあたりも頭に置いて場所を探してみて下さい。きっと良いポイントが見つかるはずです!
徒競走以外の種目
徒競走以外の種目、特に組体操などのマスゲームでは、とにかく子どもの正面を確保することが大切!!
徒競走に限らずこういう競技でも事前にお子さまにどの辺で競技するのか確認しておくと非常に撮りやすくなるのでオススメです。
あと組体操などは競技の途中で場所が大きく変わりますから、その動きも把握して、動けるなら次の場所に移動すると良いですね。ここで手を抜くか、思い切って移動するかで写真が物凄く変わります。
実際の撮影方法
場所が決まれば後は撮影するのみ!
連写で撮る!
あとはシャッターボタンを半押ししてピントを合わせてから、パシャパシャ撮るだけ!ただ撮ってるだけでも偶然良いシーンが撮れることも!
前回の設定で書いたように、オートフォーカスを「AIサーボAF」や「コンティニュアスAF」にしておけば、自動的にピントを合わせ続けてくれます。ぜひ連射でたくさん撮りましょう!
後はお家に帰ってトリミング!
運動会ではテントの足が写り込んだり望遠が足りなかったりと、1枚絵として完成させるのはかなり難しいです。
トリミングでも何でもして、ぜひお子さまが一番カッコよく見える構図を見つけて上げましょう♪
運動会撮影の大切なポイントまとめ!
長くなったので撮り方で大切なポイントをまとめておきます!
- 自分の子の出番を確認しておく!
- 他の子で練習する!
- 撮る場所が大事!
- 連射する!
- トリミングすりゃ良いから細かいことは気にしない!
これらのポイントを心掛けて撮影すれば、失敗することは少なくなるんじゃないかと思います。
やっぱり事前準備が大切で、そこさえしっかりしてれば大丈夫かなぁという感じですね。
最後に
というわけで、2記事に渡って運動会の撮り方を解説しましたが、如何だったでしょうか。
運動会は1年に1回の晴れ舞台です。
慣れないうちは撮影も難しいと思いますが、記事中にも書いたように、他の子で練習すればすぐ慣れると思いますので、ぜひいい写真を残してあげられるようトライしてみて下さい!
まぁ、今年失敗しても来年があるさ!くらいの気持ちで臨むと良いですね♪
補足~Q&A~
それでは最後に、時々聞かれる運動会関連の質問を載せておきます。
第1レーンってどっち側?
普通、第1レーンがトラックの内側です。
オートフォーカスしてる途中にズーミングしても大丈夫?
大丈夫です。子どもが近づいてきたらワイドにして撮ると良いです。ズーミングの間もAFは駆動させたままでOKです。
前の方で撮りたい
諦めて後ろから撮るか、手刀を切るポーズをしながらスンマセ、スンマセ、と低姿勢で前に出るか、です。
前に出させてもらった場合は、しゃがんで撮るなど後ろの方への配慮をお忘れなく。
他、質問等ありましたらお気軽にコメント下さいねー!
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