卓上で一眼レフを載せられる三脚が欲しい!と思って探した末、JOBYの「ゴリラポッド」を購入しました!
先日のブログにも書いたとおり、Web会議やオンライン飲み会などでキヤノンの一眼レフカメラを使う機会が増えたため、コンパクトで安定した三脚を探して行き着いたのがゴリラポッドだったわけです。
ゴリラポッド
ゴリラポッドは有名なので、皆さん一度は見たことがある三脚だと思います。ボールを連結させた構造で、脚がくねくね自在に曲がる三脚です。
「本格的な三脚を持って歩くのはしんどいなぁ」ってときに凄く便利です。テーブルに乗せて撮ったり、手すりなどに自由に巻きつけて使えます。
ラインナップ
そして今回購入した「ゴリラポッド 5K」が特殊なのは、中でもフルサイズ一眼レフを載せられることです!
ゴリラポッドにはその耐荷重で1K、3K、5Kがラインナップされており、それぞれ1kg、3kg、5kgまでの機材を乗せることが出来ます。今回はその中でも一番強いモデルを選びました。
一応の推奨機材としては、3Kはフルサイズミラーレス、5Kはフルサイズ一眼レフを想定しているようです。
僕が普段使っている機材は5D4(約890g)とEF24-70mm(805g)は約1.7kgほどしかないので、正直に言えば3Kでも良いかなぁと思ったんですが、「大は小を兼ねる」と言いますし、そもそも5Kでも十分に小型・軽量なので今回は5Kを選びました。
外観
それでは外観を見ていきます!
重さは約740g、雲台は自由雲台です。
脚はもちろんすべてのジョイントがグニグニ曲がって、色んなところに巻きつけて使用することができます。
雲台はこんな感じ。しっかりした雲台です。
一番大きい左が首振りのノブ、右の小さいのがパン方向のノブになります。
雲台と三脚のマウントは細ネジ(1/4インチ)、太ネジ(3/8インチ)の両方に対応しています。
かっこいいいいいいい!!!!!
ただし設置時の注意点として、脚はレンズの方向に1本出す形で使用しないと、前にパタンと倒れてしまいます。大きな重いレンズを使う場合は注意が必要。逆に、これさえ守ればかなり安定します。
比較
すっっっっごい昔に買った、一番小さいゴリラポッドと比較してみます。
ご覧のように全く別物です!
小さなゴリラポッドは脚の曲げも簡単に出来るのですが、5Kは当然固め。曲げるのはそれほど難しくありませんが、使用後に真っ直ぐに戻そうと思うとそれなりに力が必要です。
使ってみての感想
前回の記事の方法でオンライン飲み会を実施。その際にゴリラポッドを使ってみました。
高さの調整が楽
高さの調整は、普通の三脚と違い、脚の開度で簡単にできるので楽です。
特に有利だと感じたのが、脚を広げたときの面積です。
通常大きな三脚だと広げれば広げるほどスペースを広く使ってしまうため意外と取り回しが悪いんです。
が、その点ゴリラポッドなら狭い範囲で下げることが出来るため、スペース確保の煩わしさもありません。テーブルフォトのようにスペースに余裕がない撮影でも大活躍してくれることでしょう。
堅牢性は高い
そして一番気になる堅牢性について。
正直5D4とEF24-70mm程度ではブレるようなことは全くありません。安心して使えます。「コンパクトで強い」三脚を探しているなら非常にマッチするんじゃないかと思います。
一応重量級レンズ、EF100-400mmも取り付けてみました。三脚座付きレンズなので、一般の人が使うレベルとしてはかなり重い部類に入ると思います。
このレンズで望遠にした場合、触った直後に振動が発生します。これは重さの他に、レンズ最先端からカメラ後端までの長さが長いことにも起因していると思います。
スローシャッターを使う場合は、2秒タイマーを使うか、レリーズケーブルを使用した方が良いと思います。
というか、それらを使えば十分ブレのない写真が撮れます。
今回はWebカメラ用として購入しましたが、これだけ堅牢性が高ければフィールドでも十分実用できるので、かなり活用シーンは多いんじゃないかと思います。
まとめ
ということで、以上「ゴリラポッド 5K」のレビューでした。
その堅牢性の高さから屋外でガッツリ写真を撮るのはもちろん、三脚そのものが小型軽量だったり巻きつけて使用できるため、
- ちょっとしたストロボのセッティング用
- 外付けマイクの設置用
- 一眼やアクションカムを使ってのタイムラプス
という具合に工夫次第で幅の広がる使い方が出来ると思います。
これ1本あるだけでかなり応用の効く三脚だと思うので、ご自分の機材に合わせて3Kや5Kを検討されると撮影の幅が広がるかもしれませんね!
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