こんにちは、ボランティアカメラマンのてぴっくすです!
なぜボランティアカメラマンかというと、会社の人の子ども達が出る運動会を毎年ボランティアで撮りに行ってるからですw
で、5D Mark IVでの運動会は初めてなので、先日一足先に運動会の予行演習を撮らせてもらいました!
5D4の設定、特にAF関連の設定が大体見えたので、自分なりの運動会の撮り方を書いてみます!
5D4は設定できる幅・カスタマイズ性が高いので自分に合った方法を探すのが一番ですが、「こんなやり方もあるよ」という感じで受け取ってもらえたら幸いです。
▼以前書いた6Dで運動会を撮った話はこちら。
https://te-pix.com/undoukai/
基本的な設定
まず基本的な設定から見ていきます。
僕は親指AFを設定しているので、その前提でご覧ください。
- 撮影モード:Avモード
- AFモード:AIサーボ
- AF Case:②
- シャッターボタン:測光開始
AFのCase設定についてですが、徒競走は別の子が自分の子の手前に重なることもあるので、そういうときでも「粘る」Case2にしています。
雨が降って体育館になった場合
体育館での競技になった場合は暗いのでちょっと難しくなりますが、5D4は比較的高感度の画質が良いので、ISOの上限を上げる設定をしてやると良いと思います。
- フリッカーレス撮影:する
- ISO上限設定:32000
暗めの会場で被写体がブレそうな場合、手っ取り早くTvモードに変更しています。
フリッカーレスについては、7D Mark IIのページですがキヤノンの公式HPに説明があるのでそちらをどうぞ。
http://cweb.canon.jp/eos/special/7dmk2/guide/page21/
徒競走の撮り方
さて、運動会の華形、徒競走です!
5D Mark IVのAF性能をフルに使える場面ですね!!うおー!燃えるー!!!
AFフレームは「自動選択AF」
まずAFフレームですが、僕は自動選択AFです。
これはこの枠の中であればどこにでもピントが合う設定です。
特にAIサーボAFと相性が良くて、最初にピントを合わせた被写体を上下左右前後、自動で追い続けてくれます。
最初に被写体を捉えたら…
次に被写体が移動しても…
自動でAFポイントが移っていく。
6Dの時は強力なAFポイントが中央の一点のみだったので、ついつい日の丸構図ばかりになってました。しかし自動選択AFならそんな心配がありません!
慣れてくれば隣に走ってる子も入れて撮ったり、走ってる前方に空間を作ったりなど、フレーミングの自由度が上がりますね。
測距の開始ポイントを選ぶ
自動選択AFに設定した場合、カメラはどの子が自分の子かまでは判断してくれませんので、別の子だったり先生だったり、最悪の場合近くにあるカラーコーンにピントを合わせてしまう場合があります。
この場合、撮ってる間ずっとそっちにピントが合い続けてしまうため、撮った写真全部を違う人にプレゼントするハメになります。
そこで使うのが、メニューAFの4にある「自動選択AF時のAIサーボAF開始測距点」の「自動選択AF時に選択した開始測距点」です。
これで、例えば中央の一点に設定しておけば、例え何人の子どもがいても自分の子どもにピンポイントでフォーカスすることができます。
この開始測距点は、あくまでも「最初にピントを合わせる被写体を決める」だけなので、以降その被写体が上下左右前後に動いても、ずっと追い続けてくれますよ。
違う被写体が手前に重なった場合
運動会で撮っていると、別の子が重なって、カメラが自分の子を見失ってしまう場合があります。
先述の通り、Case②に設定していれば比較的AFが粘ってくれますが、それでも長い時間重なった場合は手前に引っ張られてしまうことがあります。
そういう場合はAF-ONボタンを離し、改めて「[ ]時に選択した開始測距点」に自分の子を入れてAFし直すことで、また自動追従してくれるようになります。
このあたりは咄嗟の判断になってしまうので、事前に別の子で練習しておきたいところですね。
じゃんじゃんトリミングするっす!
僕、望遠レンズ持ってないんですよねw
どんな広い運動場でも135mmの単焦点しかないのでトリミングに頼るしかありません!w
まぁ僕は会社の人たちに写真を渡す時は2Lサイズにプリントして渡すので、ぶっちゃけ3000万画素あればかなりトリミング出来るんですよね。
(個人的に、運動会は「作品」を撮るんじゃなく「人に喜んでもらう写真」を撮るのが目的なので、トリミングもガンガンすれば良いと思っています。)
因みにどのくらいトリミングするかというと…
この写真が…
こうなるくらい!!w
もちろん、これはこれでピントのズレや僅かなブレが物凄く目立っちゃうので、トリミング前提で適当に撮るんじゃなくて、キッチリ一枚一枚丁寧に撮っておきたいところです。
RAWで撮る場合はデジタルレンズオプティマイザなども掛けると良いかもしれませんね。
(あぁ…望遠レンズが欲しい…!)
連続撮影枚数に気をつけよう!
5D Mark IVはRAWで撮る場合、連続撮影枚数が無限ではありません。
例え高速なCFを使っていても、子どもの徒競走の間ずっとフルで連写する!なんてことは不可なので注意が必要です。
お使いのメディアだとどのくらいの連写で詰まり始めるのか一度試してみると良いでしょう。
一方JPEGならほぼ無限かと思います。
まとめ
以上僕が5D4で運動会を撮るときの設定について書いてみました。
もちろんこれが正解というわけではないので、それぞれ良い設定を見つけて欲しいです。
因みに僕は明日が本番なので、5D4とEF135mmで頑張ろうと思います!
良いの撮れたらまたアップしますねー!
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