EOS 6Dで運動会を撮る!

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こんにちは、今日は運動会の話です!

運動会

僕は会社カメラマン(会社の人に頼まれたら断りきれずどこでも撮りに行くボランティアカメラマン)なので、同僚の子ども達を撮りに行きました。

撮影対象が全5学年10人というちょっと驚くほどの人数を相手に奮闘してきたので、その感想や設定、気付きを記してみます。

僕は去年までEOS Kissを2台で撮っていたんですが、今回は

  • EOS 6D+EF135mm F2L USM
  • EOS Kiss X6i+EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM

の組み合わせで挑みました。
画質的には圧倒的にフルサイズが良いんですが、やはり望遠側が足りないので、APS-C+EF-S55-250mmの組み合わせは外せませんね。

▼運動会の撮り方についての記事を書きました!

運動会で子どもをカッコよく撮る方法!~機材・設定編~
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運動会の撮り方を丁寧に書くブログその2!今回は【撮り方編】です! 撮影当日にどんなことを意識しながら撮影したら良いのかまとめてみました。ぜひ参考にして下さい! 【機材・設定編】は前回のブログをご覧ください。
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設定

実際の写真に行く前に、少し設定の話を。

時刻合わせ

まずこれを忘れがちなんですが、2台持ちで撮る場合は2台の時間を秒単位でしっかり合わせておく必要があります!

後でPCなどに取り込んだ時に混乱してしまうので注意しましょう!

オートフォーカスはAIサーボAF

動きモノを撮る場合はAIサーボAFにしましょう!
初期設定のONE SHOTだと、ピントを合わせてからシャッターを切るまでの間にピントがズレてしまいます。AIサーボであればずっとピントを合わせ続けてくれますよ。

もう少し細かいところの設定を記載しておくと、6Dの方はカスタム設定で

  • 被写体追従特性→-1
  • 速度変化に対する追従性→1

にしました。これなら走ってくる子どもにピントが合い続けるし、急に別の子どもや観客が前を横切っても程よく粘ってくれます。
あと6Dで撮る場合、性能的に中央一点のAFポイントしか使えないので、どうしても被写体からポイントが外れがちです。そういうときにも粘ってくれるのでありがたいですね。

記録形式

6DはRAW+JPEGで撮りましたが、KissはRAWオンリーで撮りました。
Kissの場合RAW+JPEGで撮ると、すぐにBUSYになって連写が止まっちゃうからです。悲しい…。

写真

では実際に撮った写真を数枚掲載してみます。

今回撮ってみて思ったのは、「EF135mm F2L USM」という物凄く被写界深度の浅い(=よくボケる)レンズでも、思いの外しっかりピントが合っているなぁということ。
設計が古いレンズな上に、動体に弱いと言われる6Dだからもっと外すかと思ったんですが、全然そんなことありませんでした。良かったぁ~。

(掲載写真、流石に顔は出せませんのでご了承下さい。)

徒競走

徒競走2

徒競走3

徒競走4
一生懸命走っている子どもの姿は本当に格好良くて応援したくなります。

今回はグラウンドのゴール付近で、子どもが手前に向かってくる形で撮りました。
撮り方

こちらに近づいてくる被写体を狙った方が顔がよく見えるし、何よりピントが外れにくくなると思います。
他にはゴール側からテープを切る姿を撮るのも良いと思いますが、子どもが下位でゴールした場合、先にゴールした子が立ち止まったりして撮れなかったりするのでちょっとギャンブル性が高い気がします。

というわけで上記の場所を選んだわけですが、とはいえ目の前まで来るとAFが追いつかず、ピントが外れやすくなりました。
ピンぼけ
このあたりは次回への課題だなぁという感じです。

他には組み体操や
組み体操

団体競技なども撮りました。
騎馬戦

こういうのはピント合わせは比較的楽ですが、マスゲーム系のプログラムは必ず大きなポジションチェンジがあるんで、それはそれで大変です。足で稼ぐ!!

感想

というわけで、運動会で撮影しての感想です。

他人の子どもは分かりづらい

正直に言います。大半の子どもの顔が同じに見えてきます

なので「赤組の髪を2つに結んだ女の子」って覚え方をしてると、同じ髪型の全然違う子を撮ってたりましす。僕はアホなのでこれを毎年やらかしています。

それで最近知ったんですが、今時の学校は保護者に「あなたのお子さんは第何レースの何レーンを走ります」って事前に教えてくれてたりするんですよね!

似たような子がとにかく多いので、分かる場合は事前に走る順番とコースを聞いておくのが大切です!

他の子で練習する

親として我が子を撮る場合、やはり徒競走やリレーを綺麗に撮ってあげたいですよね。
でもこれ、一発本番で成功させるのは結構難しいです。

なので事前に他の子でしっかり練習しちゃいましょう!我が子と同じレーンを走る子で何度か練習しておけば、大体のイメージや設定が掴めると思います。これが結構効くんです。

なお我が子が第1種目の第1レースだった場合はぶっつけ本番で頑張りましょう。

とにかく沢山撮る!

後から消せばいいんで、とにかく沢山撮りましょう!僕は「10枚に1枚良いのがあれば良い方だよね」くらいの意識で撮ってます。
後からどんどんトリミングもするんで少々遠くても撮っちゃいます。

あと競技中の子ども以外にも、旗やゴールテープ、保護者なんかも撮っておくと良い思い出になるかもしれませんね。

ゴールテープ

後で見返した時に、運動会の楽しかった思い出が蘇ってくるような写真を撮りたいものですね。

というわけで、運動会の写真撮影の話でした。終わり!

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コメント

  1. ぺーじゅん より:

    はじめまして。
    保育園の運動会用レンズを調べててたどりつきました。
    135でも結構アップで撮れるんですね!

    『他の子で練習』これ僕もよくやります笑

    やはり運動会はAPS有利ですね。

    • てぴっくす てぴっくす より:

      ぺーじゅんさん、初めまして!コメントありがとうございます。
      個人的に、運動会の写真を渡す時は2Lサイズで印刷しているので、割りとトリミングしても大丈夫です。
      その辺も踏まえると正直135mmあればよほど広い運動場じゃない限り大丈夫だと思いますよ(^^)

      APSは焦点距離の点で言うと圧倒的に有利ですね!
      キヤノンでいうとEF-S群には良いレンズが沢山揃ってるので、そのへんが使えるのも利点だと思います。