5D Mark IVの新しいファームウェアが公開されています。
今回は3回目の更新で、小さい不具合の修正です。
Ver1.0.4の内容
以下キヤノンのHPより引用。
- Bulbや長秒時の撮影で、撮影した画像の中央下部に赤い光が写り込むことがある現象を修正しました。
- AFするタイミングによってはAFが動作しないことがある現象を修正しました。
- カメラとSDカードの通信の信頼性を向上しました。
とのことです。
僕はどれも気付いていませんでしたが、2のAFの件、英語版のリリースを読むと、
Fixes a phenomenon in which the autofocus may not respond when the autofocus is initiated via pressing the shutter button, the AF-ON button or the AE lock button when configured in the custom control menu.
とあるので、カスタム撮影時のAFに不具合があったのかもしれません。
今は遭遇していなくても忘れた頃に発生しては困るので、一応ファームアップしておくと良さそうです。
ファームアップ方法
前回の記事からのコピペですが、ファームアップ方法を記載しておきます。
なお、PCが必須になります。
USBでPCと繋いでEOS Utilityで更新する方法と、CFやSDカードにファームデータを入れて更新する方法がありますが、僕は後者で行いました。
準備
電池を100%まで充電する。
CF、もしくはSDカードをカメラでフォーマットする。
ファームアップのページの下の方からファームデータ(zipファイル)をダウンロードする。
データの解凍とコピー
ダウンロードしたファイルを解凍します。中に説明のPDFとファームデータが入っているので、PDFを読んだ後、CF、もしくはSDカードの一番上の階層にコピーします。
カメラでファームアップ
CF、もしくはSDカードをカメラに入れ、電源をONします。
メニューの工具マーク🔧の5番目の一番下に、ファームウェアの項目があります。(現在Ver.1.01かVer.1.0.2かVer.1.0.3になっているはず)
そこを選択して進んでいき、更新すればOKです。
最後にもう一度ファームバージョンを確認し、Ver.1.0.4になっていれば成功です。
カードに入れたファームデータは不要なので、もう一度カメラでカードをフォーマットしておくと良いですね。
注意点
ファーム更新の途中で電源を切ったり電池が無くなるとかなりマズいようなので、必ず満充電された電池を使うようにしましょう。
ファーム更新中はボタン操作などもしない方が良いです。
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