1万円台で買える!キヤノンのオススメ単焦点レンズ3選!

レンズ

一眼レフやミラーレスなどのレンズ交換式カメラ。これの魅力はその名の通り、「レンズ交換を楽しめる」こと!

でも実際は一眼カメラを買った人の4~5割が、以降一本も交換レンズを買わないそうです。

恐らく「交換レンズって高そう」とか、「どれを買っていいか分からない」、「レンズを変えても何が変わるか分からない」っていうイメージがあるんでしょうね。う~ん、もったいない!

ということで、今回はキヤノンの初心者ユーザーさんを対象に、1万円台で買えるオススメ単焦点レンズをランキング形式でご紹介します!それぞれの特徴も一緒に書いているのでぜひ参考にしてみてください♪

※この記事はKissシリーズや70D、80D、90D、8000D、9000Dのような「APS-Cサイズ」のカメラを対象にご紹介します。(ご自分の機種がAPS-Cか分からないよ!って方は、コメント頂ければお答えします!)

では早速第3位からいってみましょー!

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第3位:EF50mm F1.8 STM

EF50mm

このレンズの特徴

キヤノンの入門レンズといえばこれ!よくボケるし最近リニューアルされて使い勝手も非常に良くなりました!

リニューアル前のモデル(EF50mm F1.8 II)よりは少し高くなりましたが、それでもやっぱり1万円台。お値段もお手頃でとてもコストパフォーマンスが良いレンズです!

作例

猫

新緑

背景が凄くよくボケているのがお分かり頂けると思います。

このボケを活かしてポートレート撮影をしたり、街中でスナップ撮影を楽しんだり、たった一本で物凄く楽しめるレンズです。

ただし50mmという焦点距離が入門用の代名詞だったのはフィルム時代の話。入門~中級のデジカメでは、50mmという焦点距離は少し望遠すぎる(=写る範囲が狭い)ことが多いです。
例えばテーブルに並んだご飯を撮ろうと思ったら立ち上がって撮らないといけなかったり…。

すごく良いレンズなんですが、状況によっては気軽に使えないこともあるので今回は第3位としました。

第2位:EF40mm F2.8 STM

EF40mm

このレンズの特徴

薄くて小さいので、「パンケーキレンズ」と呼ばれるレンズですが、とにかく軽くて持ち出しやすい!

僕の持っているKiss X6iに付けてみるとこんな感じで、小さいカバンにも楽々入ります。

KissX6i

背景のボケ量こそ第3位のEF50mmには敵いませんが、基本設計が新しい分、ピントが合った部分の画質と背景のボケ具合はこっちの方が綺麗です。
小さくて持ち出しやすいのに画質が良い。凄く写真が楽しいと実感できる一本になるでしょう!

作例

onomichicat

rain

気軽に持ち出せて画質が凄く良い。これがこのレンズの最大の特徴だと思います。

個人的にも画角と画質がとても好みなので、ついつい使う機会が多くなっちゃうレンズです。

※因みにこのレンズについては作例を沢山載せたレビューを書いています。よければご覧ください。

第1位:EF-S24mm F2.8 STM

EFS24mm

このレンズの特徴

そして堂々の1位はEF-S24mm F2.8 STMです!

こちらもEF40mmと同じ小型軽量のパンケーキレンズですが、24mmという焦点距離が示す通り画角が広い(=写る範囲が広い)ため、ランチなどを撮る場合でも立ち上がらずに料理全体を写すことが出来ます
上の2本に比べるとボケ量が少ないのですが、それってピントが合わせやすいことなので、中ではこれが一番扱いやすいと思います。

そして何よりこのレンズの最大の特徴が、「被写体にもの凄く近寄って撮影出来る」こと!
上記のEF50mmが約35cm、EF40mmが約30cmですが、このレンズはなんと被写体から約16cmの距離で撮影できます。

寄るか離れるかでガラっと絵柄を変えられるレンズですから、他の2本とは少し違う楽しみ方も可能ですよ。

作例

EF-S24mmhana

逆光の花

寄っても離れても、と書いた割に寄った写真ばかりになっちゃいましたが、被写体との距離で背景のボケ具合をコントロールするなど、カメラの基本を身体で覚えることが出来るとても楽しいレンズです。

ただし一つだけ短所があって、このレンズは2位・3位のレンズと違い、「EF-S」というAPS-Cカメラ専用のレンズになります。将来フルサイズ機(5Dシリーズや6Dなどの高いカメラ)を購入した場合は使用できませんので、その予定がある方はEF40mmやEF50mmの方が良いかもしれませんね。

まとめ

というわけで、1万円台で買えるキヤノンのレンズを全て紹介してみましたがいかがだったでしょうか?

キヤノンの1万円台レンズはどれも安いのにとても画質が良いので、本当にコストパフォーマンスが良いです。

使い分け

さて、僕が個人的に、それぞれどういうシーンで使うのがオススメかまとめてみました。

☆第3位:EF50mm
良くボケるが少し望遠気味なので、顔や上半身をメインとしたポートレートや、とにかく背景をボカしたスナップ写真など。

☆第2位:EF40mm
ほどよくボケるので屋内でのポートレート、小型軽量を活かしたスナップなど。

☆第1位:EF-S24mm
寄れる&画角が広いので、テーブルフォトや花やスナップ全般など。

こんな感じになります。

ご自身が撮ろうと思う被写体に合わせたレンズを選ぶことが出来れば、写真がガラリと変わるのを実感できると思います。ぜひ大好きなレンズに出会い、素敵な写真を沢山撮ってくださいね♪

番外編~オールドレンズ~

蛇足になるかもしれませんが、番外編として、オールドレンズも一本ご紹介しておきます!

その名もSuper-Takumar 55mm f/1.8

このレンズは上記3本とは違い、マニュアルフォーカスだし、カメラに取り付けるにはマウントアダプターが必要です。

しかしこのレンズは太陽など強い光を画面内に入れたときに、とても特徴的なフレア(輪っかみたいなやつ)が出る癖があります。これがとても良い!

またその他の描写もとても綺麗なので、少し遊び心を持ってレンズ交換を楽しみたい場合にオススメしたい一本です。

このレンズについては別記事に書いているので、気になった方はぜひご覧ください。

なお、ヤフオクなどで5,000円前後で取引されています。

レンズカメラの話
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てぴっくす

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