先日同窓会がありました。
これは高校の同窓会だったんですが、10年以上会ってない人々に会うので、そうなるとやっぱり少々期待をしてしまいましてですね、まぁ要するに「モテたい」と思ってしまったわけです。
となるとやっぱり「オシャレして行かんとダメじゃろ!」ということになりまして、思い切ってManfrottoの三脚を購入しました。女子はヨーロッパが好きなので、イタリアメーカーの三脚を持ってればモテるだろ!と思ったわけです。
ということで、Manfrottoのbefree(アルミ)をレビューしてみます。
仕様
公式HPはこちら。
簡単に仕様を書いておくと、
- 格納高:40cm
- 全伸高:144cm
- 自重:1.4kg
- 耐荷重:4kg
- 段数:4段
- ロック方式:レバー
- 雲台:自由雲台(ボール雲台)
こんな感じ。
因みに僕が持ってるVelbonのアルミは1.9kgなので、500gも軽いことになります。
外観
収納方法にも特徴があるのでその辺も含めて見ていきます。
全体
何色かある中で今回は一番オーソドックスな黒を買いましたが、その中に映えるレッドが凄くオシャレです。
キヤノンユーザーにはたまらん色使い。
素材はアルミなんですが、脚の一本にラバーグリップが巻いてあります。アルミは冬の寒い日に手が凍傷になりそうなほど熱を奪うので、これはありがたいです!
脚はロック式の4段。
ロック式はヘタってきた時に調整するのが難しいんですが、これは緩んできても締め直せる構造になっています。(締め付けのためのレンチが付属します。)
他に、取説、簡単なバッグ(これはあんまりオシャレじゃない)が付属しています。(写真撮り忘れ)
雲台
雲台は自由雲台です。
雲台に付いたレバーを回すことで雲台がフリーになり、ボール部分と台座部分がフリーになります。台座部分がフリーになれば左右方向に回転させることが出来ます。
ロック解除からロック状態まで、ほんの少し締めるだけで良いので非常に楽です。
シューはもちろんカメラの取り外しが簡単に行えるクイックシュー方式です。
ロック機構が付いていて、ポッチを押しながらグレーのレバーを回すことでシューが外れます。
シュープレートの裏面にはManfrottoのロゴが入っててオシャレ。
もちろんコインで回すやつではありません。
格納方法
befreeの特徴であるコンパクトな格納、これは脚のロックを一番左にすることで、脚が180°まで開くようになります。
エレベーターを上げて、脚を上に持っていけばこの形になります。
因みに普通の三脚と同じように脚をひっくり返さなければこんな感じ。
まぁ当たり前っちゃ当たり前ですが、ほぼ雲台分長くなります。
感想
安定性
befreeの作り自体は、僕が以前使っていたVelbonに比べて脚の径も細いし雲台も小さいです。なんですけど、しっかり固定できます。
6D+EF24-70mm F2.8L II USMという割と重い機材で試してみましたが、安定していました。
また自由雲台の使い勝手が非常に良く、レバー1つでボール部分と左右首振りの2つが調整が出来るので、サッと構図を決めてサッと固定して撮る!ということが可能になります。これはスピードが求められる場合に大きなアドバンテージになりますね。
コンパクトなのにしっかりした安定性。さすがManfrottoだなぁと感心するばかりです。
ただ、僕が持ってるもう一本は、3way雲台で、3軸水準器が付いているモデル。
それと比較すると、この自由雲台は水準器が無いので厳密な水平が取れません。
普段の撮影でそれほど困ることはありませんが、建築物のように直線的な物を撮る場合にはやっぱり3wayが必要だなぁと感じました。
まぁこれはbefreeに限らず雲台のタイプの違いなので、適材適所で使い分けが必要ですね。
まとめ
ということで、befreeのレビューでした。とてもコンパクトな割にしっかりしてて使いやすいです!
因みにこのbefree、カーボンタイプもあります。
アルミは1.4kgですがカーボンは更に軽量な1.1kgとなるので、お金に余裕があるならこちらの方が断然良いと思います。
とはいえ3万円近い商品になるので、半額近い金額で同じサイズのアルミが買えるとなると結構悩ましいところですね。
いずれにしても、40cmまでコンパクトになり、耐荷重4kg、そしてなにより「Manfrotto」という満足感。
本格的な撮影には向きませんが、ちょっとした旅行や荷物をコンパクトにしたいとき、本当に活躍してくれる三脚だと思います。
オススメですよ~!
あ、因みに同窓会に持って行きましたが、結局一度も使わずじまい。女の子に見せびらかすどころか殆どしゃべることも出来ずに終わりましたとさ!٩(๑òωó๑)۶
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