ついについについに!!
キヤノンからフルサイズミラーレス「EOS R」、そしてRFレンズが発表されました!
皆さん今回の発表を見て、どのような感想をお持ちになったでしょうか?
今日は5D4使用者目線で色々書き綴ってみようと思います!
キヤノン初のフルサイズミラーレスカメラ、登場!
まぁ今更このブログを読んでいる方々にフルサイズミラーレスの魅力を語る必要もないと思いますので、簡単に流れの確認だけしておきます。
キヤノンが出したカメラの名前は「EOS R」。
国内では、SONY、NIKONが既にフルサイズミラーレスを発売・発表していますが、その流れに乗って発表されました。
カメラ自体は中級機的な立ち位置でしたが、今回は一緒に発表されたレンズが超高性能仕様だったため、Rシステム全体で見ると凄く面白そうだなぁというのが今回のポイントだと思います。
EOS Rの概要
ザッと概要をまとめるとこんな感じ。
- 9月12日予約開始
- 10月下旬発売
- 約3000万画素
- キヤノンオンラインショップで23万円強(税抜き)
- 新マウントRFマウント採用
- レンズにコントロールリングがつく
- 新しいエルゴノミクスを多数採用
- 既存のEF、EF-Sレンズが使えるマウントアダプターもあり
- AFは速い(自称)
- ボディは3社の中で一番大きい
操作系に関してはEOS M5やKiss Mに近い印象を受けました。
僕自身は一眼レフの操作系に慣れてしまっているのですが、多分ちょっと使えば慣れるレベルだと思います。
それに既存のAPS-Cミラーレスに加え、ボタンの追加やグリップの大型化などの改善が行われているのでEOSを使ったことがある人ならまぁイケるんじゃないかなぁという印象。あまり心配はしていません。
値段はかなり安いですね。一眼レフでいうところの6Dレベル。ソニーではα7III、ニコンではZ6が比較対象かなと思います。
個人的に気になったポイント
続いて、細かい仕様などは公式サイトを見ていただくとして、個人的に感じたGOODとBADを挙げてみます。
GOOD!!
まず、これはいい!っていうポイント。
- マグネシウムボディ
- AFの低輝度限界が-6EV
- 瞳AF搭載
- AF範囲が広い
- Fvモードが使いやすそう
- フォーカスピーキング表示が可能
- バリアングル
- バッテリーLP-E6Nが使える
- USB-Cで充電可能
- 意外と安い
ミラーレスの利点と言えばAF精度の高さとか軽さとか小ささとか、いろいろあると思うんですが、そういうところは当然抑えつつ、キヤノンの長所であるデュアルピクセルAFだとか、-6EVという超暗いところでもAFが効いたりだとか、フルサイズミラーレス初のバリアングル液晶だったりとか、そういうハードウェアのパワー的な部分もきっちり抑えてるなぁという印象を受けました。
そして個人的には必須とバッテリーLP-E6N(キヤノンの一眼レフで使われているバッテリー)が再利用出来るのが嬉しい!
バッテリーの充電器がときどき壊れるので、定期的にボディを買ってないとある日突然充電できなくなるんですよねw
USB-Cでの充電にも対応して、ようやく痒いところにも手が届き始めたなぁと思いました。
BAD!!
一方これはいまいちだなぁと思ったところ。
- サーボAF時にコマ速が5fpsに落ちる
- サイレントシャッターがない
- メディアがSDのみシングルスロット
- 静止画のボディ内手ブレ補正がイマイチ
AFはデュアルピクセルAFなんですけど、AF時に連写速度が落ちるということは、結局センサー速度が遅いことに由来してるんだと思います。(もちろん連写速度よりAF精度を優先した結果だとは思いますが。)
一眼レフの場合はAFやAEユニットがセンサーとは別に付いてるから良いんですけど、ミラーレスの場合はすべてセンサー依存ですから、その性能はセンサーの速度次第です。
更に、センサーの速度が遅いということは、歪のないグローバルシャッターも出来ない、だから無音撮影も出来ない、撮影時のブラックアウトも発生する…と、色々弊害が出ます。
EOS Rというよりは、今後の話になってしまいますが、キヤノンはデュアルピクセルAFを搭載したセンサーの速度向上が、ミラーレスで良い機種を作る上での必須条件になるんじゃないかなぁと思います。
今後に期待したいところです。
あと、これはもう巷で散々言われていますが、メディアがSDのみのシングルスロットの点ね!
個人的にSDカードのデータ消失で何度か痛い目にあってますから、正直メディアとしてまったく信用していません。
まぁ中級機としての位置付けなので仕方ないのかもしれませんが、ここは残念でした。
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