ついにキヤノンから新世代のポートレートレンズ「EF85mm F1.4L IS USM」がデビュー!
僕自身はこれまでポートレートなんて全然撮ったことないし今後もあまり予定は無いんですけど、どちらかというとレンズそのものに興味があるので買っちゃいました…!!
というわけで、レビューしてみますよー!
仕様
詳しい仕様は公式HPに出ていますので、ここでは気になった部分のみを抜粋してみます。
- サイズ:φ88.6mm×105.4mm
- フィルター径:77mm
- 質量:950g
- 最短撮影距離:0.85m
- 最大撮影倍率:0.13倍
- 絞り羽根枚数:9枚
- 手ブレ補正:約4段分
- 発売日:2017年11月
まず注目すべきは何と言っても約4段分の手ブレ補正でしょう。キヤノンではF1.4の大口径レンズに手ブレ補正が付くのは初とのこと。
公称値によると85mmで4段分の手ブレ補正効果。ということは、理論上は1/10秒のシャッタースピードでもまだブレない計算になります。
僕は普段IS無しの場合、焦点距離の2倍、このレンズだと1/160秒くらいのシャッタースピードを使うことが多いです。これは絶対に手ブレを起こしたくないからですが、実際ポートレートの場合の被写体ブレは1/100秒程度あれば大体防げるんで、手ブレ補正があればもう少し画質を優先出来ることになりますし、失敗を大幅に減らすことが出来ますね。
あとはIS搭載なのに1kgギリギリ切ってるとか、フィルター枠が77mmで汎用性が高いとか、そういうとこですね。
価格は発売時で約175,000円前後です。決して安くはありません。でも突き抜けて高くもない、なんとも言えない価格設定。もう少し時間が経って落ち着いた時に幾らくらいになるのか興味があります。
因みに僕は例によってMapCameraさんで購入しました。以前5D4の時に物凄く迅速な対応してもらって以来、毎回マップで購入しているというハマりっぷりです。今回、更に梱包が良くなってて驚きました。
外観
それでは外観を見てみましょう。写真じゃサイズ感が伝わりにくいんですが、結構ズングリムックリしています。
さすがf/1.4というだけあって、前から見るとこんな感じ。
飾り環がないので前玉が凄く大きく感じます!
フードはこういう感じ。
最近多い、ロックスイッチがあるタイプのフードです。ちょっと分かりにくいですが、フードの内側は起毛処理ではなく、溝が掘ってあります。
スイッチ類はAFとIS。
手ブレ補正の作動音は思ったより小さく、あまり気になりませんでした。
ボディに付けるとこんな感じ。
ぶっとい!!大口径だぜ!って佇まいです。
フードを付けるとこんな感じになります。
フードも短めなので、更にズングリムックリ感が出ます。
他のレンズと比較
単体ではサイズ感が分かりにくいので、EF24-70mm F2.8L II USMと並べてみました。
全長はEF24-70mmの方が僅かに長いですが、胴体はEF85mmの方が太いです。
ただ、重量の差は見た目以上。EF24-70mmが805gなのに対しEF85mmは950g。145gも重いです。EF85mmは何だか比重が大きいというか、ズッシリとした塊感があります。
フィルター径は77mmと82mmですが、前玉だけ見るとEF85mmの方が明らかに大きいです。
これだけ前玉が大きいと流石に取り扱いがちょっと怖いので、保護フィルターを購入しました。普段はPRO1Dなんですけど今回は奮発してZX(ゼクロス)!
これ、高いんですけど汚れが取れやすいし撥水性もあって凄く使いやすいんです。いつかちゃんとレビューを書きたいなぁと思う次第。
作例は次のページ!
コメント
いつも素晴らしいレビュー参考になります。
実は、機材環境がてぴっくすさんと略同じなのです。
カメラ遍歴も同じような。。。(EOS-1n所有者でした)
このEF85も12月に購入しちゃいました(笑)
やはりデカイ、重いレンズはいいもの撮れますよね。(^^;)
今後も楽しいレビュー期待しております!
よっしーさんコメントありがとうございます!
機材や遍歴が似ていると、何だかとても親近感が湧きますよね。
でもEOS-1Nまでとなると相当なもんです…!笑
EF85mm良いですよねぇ。
僕の場合、元々ちゃんとしたポートレートは滅多に撮ることがないんですが、案外ちょっとしたシーンで人を撮る機会が実は結構あるんだなぁと気付きました。
親戚の子だったり、ちょっとしたイベントの記録だったり、そういう様々なシーンで凄く使いやすく、かつ凄く良い画を出してくれるレンズなので、本当に買って良かったなぁと実感していますよ♪
あ、因みに支払が今月末なので、それだけは悲しい気分です…笑